焚き火って最高ですよね。
ただ、多くのキャンプ場では焚き火禁止です。それを実現してくれるのが焚き火台です。
火を安全に扱い、周囲に迷惑をかけないためにもキャンプには必須とも言えます!
そこで今回は、様々なメーカーのうち、定番とも言えるUNIFLAME(ユニフレーム)の焚き火台についてご紹介します。
焚き火台について、いろいろサイトやYoutuberの動画をあさり、結果としてファイアグリルの購入にいたりましたが、これは正解でした!ただ、後述しますが、使用している中でイマイチな点についても見えてきたので、その解決策についても併せてご紹介します!
ファイアグリルの魅力
とまあ、さっそくファイアグリルの良い点について挙げていきたいところですが、私が焚き火台に求めた点は以下のような点です。
【求めたこと】
- 価格が極端に高くないこと
- 焚き火の他、調理も可能であること
- ある程度の携帯性を備えていること
- 耐久性があること
- 2人〜4人くらいの食事量に対応できること
と、地味に色々な要求をしております。笑
なので、結果的に「総合力」の高い焚き火台を求めることとなりました。
項目 | 詳細 |
価格(お買い求めやすさ) | |
機能性(使いやすさ) | |
携帯性(持ち運びやすさ) | |
耐久性(丈夫さ) | |
総合評価 |
以下よりそれぞれの項目について詳細をご案内します。
価格について
項目 | 詳細 |
価格(お買い求めやすさ) |
価格については、「高くもなく、安くもなく」って感じじゃないかと思います。
投稿日現在では、7,700円(税込み)です。
高価格帯では、スノーピークですが、なかなか気軽に手が出る価格でありません…
Mサイズで、投稿日現在では、約17,000円(税込み)です。
一方で、ファイアグリルとかなり似たような製品もAmazonやホームセンターで見受けられました。価格は約半額だったりして、見た目もかなり似ているのですが、正直に言ってしまうと「偽物」を使っている感が嫌で、これらも対象外としました。
よって、価格帯としては「中間程度」と判断しました。
使い勝手について(焚き火・調理)
項目 | 詳細 |
機能性(使いやすさ) |
【焚き火としての使用感】
これは「使いやすい」と思います。
理由としては、台が平らなので、薪を焚べやすいからです。
また薪を焚べるための「自由度」も高いと思います。
薪の焚べ方にも様々な焚べ方がありますが、そのシーンによって、燃え方の強さや時間を変えることができます。焚き火にハマってくると、ただ燃やすだけでなく、焚べ方にまで凝るようになってきましたので、そういう意味でも、台が平らであることは良かったかなと思います!
【調理としての使用感】
これも基本的には「調理しやすい」と思います。
ファイアグリルを購入すると、『ステンレス網』が付属してきます。
別売りの『ヘビーロストル』という製品もあり、見るからに頑丈そうですが、
素材をそのまま焼くBBQはもちろんのこと、クッカー程度の料理であれば、全然使えます。
また、購入より十数回使用しておりますが、まだまだぜんぜん使える印象です。
また、それなりの大きさですので、2〜4人程度であれば、狭い感じはしません。
2人家族で10人程度いるとなるとさすがに心もとないですが、
1グループ程度であれば大きさとしても問題ないと思います。
ただ、後述しますが、「焚き火と調理を一緒に楽しみたい!」というニーズに対しては、いまいち応えられていない部分がありますので、そのあたりも検討材料に入れてもいいと思います。
携帯性について
項目 | 詳細 |
携帯性(持ち運びやすさ) |
携帯性、持ち運びやすさについては、私の場合、2〜4人程度の使用を前提としており、運搬も車でというのが前提となります。なので、ソロキャンでの使用としては難しいです。
一方で車で運ぶ分についてはそれなりにコンパクトになります。
台の中に足や網も一緒に収納できます。
ただ、収納ケースは別売りとなっている点は▲です。
私は最初の5〜6回はそのまま箱を用いておりましたが、使い勝手づらさを感じたので、上記のケースを購入しました。ケース自体はしっかりした作りですので、価格以外にほとんど不満はありません。
ファイアグリルを購入して「気に入れば買う」くらいで良いかと思います。
耐久性(丈夫さ)について
項目 | 詳細 |
耐久性(丈夫さ) |
ズバリ、耐久性はあると思います!!
すでに数十回使用しておりますが、まだまだぜんぜん使える様子ですので、ほかの製品がほしくなるまでは基本的にずっと使用できると思います。
ただ、注意点として、絶対に使用直後に水をかけないでください!!
ど初心者で使い始めた私は、最初のデイキャンプが楽しくて、ついつい会場のチェックアウト時間ギリギリまで焚き火をしておりました。急いで片付けをしようと思い、鎮火を早めるために、そのまま水をかけたところ、「ジュッ!!」と強い音がしたかと思えば、角の一部が変形してしまいました…
初回から少し変形させてしまったことを強く後悔し、それ以降については、計画的に焚き火を終わらせることを強く強く意識し、水をかけるなんて愚行は一切しておりません。
そのため不具合箇所についてはその初回の1箇所のみで、それ以外については現状目立った不具合はありません!
ファイアグリルのいまいちな点
ここまで、多少の経験談を踏まえつつも、比較的良い点についてご紹介してきました。
ここからは実際に使っていて、ファイアグリルのいまいちだなと思う点についてご紹介します。
【ファイアグリルのいまいちな点】
- 焚き火と調理を同時にやりにくい
- 焚き火をするにあたり、薪の位置を調整する必要がある
- 風の影響を受けやすい
以下になぜいまいちと思ったか、またそれに対して施した工夫をご紹介します。
焚き火と調理を同時にやりにくい
これ、私にとって結構悩んだ点でした。
使い始めた時期が5月ということもあり、だいぶ暖かくなった時期でしたので、調理するときに焚き火をしたいなとは特段思いませんでした。
なので、調理するときは薪ではなく「炭」を使っておりました。
しかしながら、11月以降の冬にかけてキャンプをしたときはさすがに寒いので、積極的に焚き火をしたくなります。一方で腹も減り、肉を焼きたくなります。
しかし、網の下のスペースが狭く、薪を入れてしまうと、網が浮き上がる形となってしまい、基本的に調理ができなくなってしまうのです。
焚き火は焚き火で、調理はガスバーナー等ですればいいといえばそれまでなのですが、
焚き火台から上がる火で調理するのが醍醐味と思ってしまう頑固な私にとっては、どちらかを選択するというのが大変苦痛でした(泣)
そこでこれをどうにか解決できないかとネットを探し回ったところ、以下の工夫がありました。
私なりにまとめてみましたので、よければこちらもご覧いただければと思います!
これを導入してからは焚き火と調理の同時並行が可能となり、ファイアグリルをさらに愛することとなりました(笑)。
焚き火をするにあたり、薪の位置を調整する必要がある
焚き火について、「自由度」が高いことを上述しましたが、一方で、適宜薪(炭)の位置を調整しなければならないという手間が発生します。
スノーピークのような焚き火台はその構造上、炭が下に落ちていくので、あまり調整の手間がないと思います。一方でファイアグリルについては台が平らなため、その場でそれぞれの箇所が燃えてしまい、放っておくと、場所によっては火が弱くなってしまっていることがあります。
これは「自由度」が高いからこそだと思いますが、ある程度放っておきたいと思う方には少々手間がかかると思うかもしれません。
ただ、そもそも火を扱っているので、放っておくのはNGと思います。安全上、少なくとも誰か一人がその近くで火の番をする必要があると思いますので、それくらいの手間は必然かと思います。
そして、ある意味「手間のかかること」自体がキャンプやアウトドアを楽しむことの前提条件なのではないかと思います。正直、設営やら片付けやら、面倒くさいことばかりです(笑)。
なので、そこまでのデメリットではないかというのが本音ではあります!
風の影響を受けやすい
他の製品と実際に比較できたわけではないのですが、実際に使用してみて、
「風の影響を受けやすい」のがデメリットではないかと思います。
ファイアグリルにはいわゆる風防部分の高さがあまりありません。なので、少々風のある火には、影響を受けてしまいます。
なるべく風の流れを見て設営したい気持ちは山々ですが、自然環境なので、風向きが変わることも往々にしてあり、煙が自分側へ直撃してしまうこともあります。そうなったときとなったらもう、目が痛いどころの騒ぎではないです(笑)。
また、熱が逃げてしまうので、温暖効果も下がってしまいます。
この悩みについては、以下のような商品を購入しました。
これでかなり風対策もできたともに、使用前より熱が自分たち側に反射するようになったので、
さらなる暖かさも手に入れることができました!
【まとめ】
ユニフレームのファイアグリルについて、実際の使用感を元に、レビューしてきました。
焚き火台に何を求めるかによって、購入すべき商品は変わってくると思いますが、
私としては、満足している商品となっております!
また、焚き火台に求めること自体があまり明確でない方や、いわゆるコスパのいい商品がほしいという方にもファイアグリルは向いていると思います。
冒頭にも記載したように、「総合力のある」焚き火台としてファイアグリルは優秀だと思います!
ぜひ、焚き火を購入して、アウトドアライフを彩っていただければと思います!
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました!!